神戸・三宮再開発、さんちか1番街に新通路 新駅ビル工事でも動線変更
JR三ノ宮駅周辺では、JR西日本などが「(仮称)JR三ノ宮新駅ビル」の開発を進めるとともに、神戸市が神戸地下街と連携して「さんちか」の再整備を進めている。その一環として進められていた、さんちか1番街の新たな通路(三宮駅地下線)を、12月1日5時30分に開通する。 【この記事に関する別の画像を見る】 神戸市と神戸地下街は、三宮の6つの駅が1つの大きな「えき」のようになることを目指す「えき≈まち空間」の一部を構成するさんちかを、神戸の玄関口にふさわしい空間となるよう再整備を進めている。その一環として、地下の歩行者空間をわかりやすく、回遊性を高めるため、既存のさんちか1番街の中に三宮駅地下線を整備した。 JR三ノ宮新駅ビル開発は、JR西日本、都市再生機構西日本支社、JR西日本不動産開発が推進する事業。商業、ホテル、オフィスが入る、30階建て、高さ約155mの複合施設の建設が、2029年度開業予定で進められている。 今回、12月から'25年春までの工事計画が発表された。A11階段およびエスカレーターを12月14日早朝に閉鎖し、代替通路と仮階段を供用開始。これに伴い、動線が一部変更となる。
Impress Watch,加藤綾