キーボードを身近なものでキレイにする技(エアダスター、クリーニングキット不要)
日々使っているとゴミが溜まっていくキーボード。 しかし、「エアダスターもキーボード・クリーニング・キットも手元にない!」ということもありますよね。この状況を改善するため、簡単なキーボード掃除のハックを調べてみました。
歯ブラシでキーボードをきれいに
いろいろ調べた結果、エアダスターがない場合にキーボードの隙間を掃除する方法として、よく推奨される2つの方法を発見しました。 1つは、古い歯ブラシを使う方法、もう1つは化粧ブラシのような小さくて柔らかいブラシを用いる方法です。 どちらも簡単に手に入るものですが、化粧ブラシをすぐに手に入れられない人もいると思うので、今回は歯ブラシを用いた方法をご紹介します。 この方法だと、必要に応じて歯ブラシを濡らすのですが、キーボードに悪い影響がないか心配でした。しかし、よく読んでみると、パンくずやゴミのような固形物は乾いた毛先で簡単に落とせることがわかりました。 ブラシを濡らす必要があるのは、粘着性のある箇所だけです。
歯ブラシでキーボードを掃除するコツ
まず、コンピュータの電源を切り、充電器を外します。そして、汚れをキャッチするためにペーパータオルを敷きます。 毛先がピンと張り、先端が各キーまわりの小さな隙間に入り込むようにブラシの角度を変えながら、一列ずつ掃除していきましょう。 この作業には予想以上に時間がかかりましたが、ある程度うまくいきました。キー溝の隙間に溜まっていたパンくずも、ペーパータオルの上に落ちてきています。 しかし、期待していたほどの効力は感じられなかったのが、正直なところ。結局、ブラシの毛をほんの少し濡らして再挑戦することに。 ブラシに5滴の水を垂らし、そのあと軽く振ってから、触って湿り具合を確認。 そして、ブラシの先端をキーの行に沿ってあてながら、払うような動作を繰り返します。これで、さっきよりも明らかに多くの汚れを取り除けました。 最後に、出てきたゴミを集めたら、濡れたティッシュで包んだ歯ブラシで拭き取ります。 見た目はずっと良くなりましたが、コンピュータを再び起動すると、キーボードのバックライトの光に照らされ、まだ取り除かれていない箇所が。 これらはキーの後ろから光が差しているので、乾いたブラシでサッと取り除き、ペーパータオルで拭いておきます。
歯ブラシで掃除してみてわかったこと
思っていたより時間と手間がかかりましたが、全体的にはうまくいったという印象です。 米ライフハッカー編集長のMeghan Walbert氏は、この記事を投稿する際、キーボードの定期的なメンテナンスに綿棒を使っていることを教えてくれました。 定期的に使うことで、キーまわりのホコリを取り除くことができ、ゴミが隙間に落ちたり、取り除くのに手間がかかったりすることもなくなるそうです。 歯ブラシ(または、どうしても必要ならエアダスター)で掃除しつつ、綿棒も常備しておくとよいでしょう。
ライフハッカー・ジャパン編集部