IMSA、2025年2月にセブリングで追加の公式テストを実施へ。“禁止期間”も設定
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2025年のテストスケジュールが明らかとなった。2月には、新たにフロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで公式テストが実施される。 【写真】2024年、デイトナ24時間を前にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで撮影された参戦車両集合写真 シリーズはこれまで、開幕ラウンド・デイトナ24時間レースの前に、『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』と銘打たれた公式テストを、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行ってきた。来季のロア・テストは、1月17~19日に予定されている。 そして先週、エントラントに送られたブルテンで確認されたところによると、2月11~13日に、セブリングでのテストが設けられることとなった。 セブリング12時間レースは、毎年3月に第2戦として開催されるのが恒例となっているが、近年チームは公式テストの機会がない状況下で、しばしばセブリングでのプライベートテストを実施してきた。 さらにIMSAは、2025年12月15~17日に、デイトナでテストを行うことも確認した。なお、2024年末に関しては、来季のデイトナと今後のシーズンに向けて準備するため、11月15~17日にデイトナでの公式テストが予定されている。 さらにIMSAは、セブリング(1月26日~3月15日)とデイトナ(2025年10月11日~2026年1月15日)において、LMP2、GTDプロ、GTDチームのテスト禁止期間を定めている。これには、公式テストやレースイベントは含まれない。 LMP2チームは来年最大10日間のテストが許可され、GTDプロとGTDチームには最大4日間が割り当てられる。さらに、ブロンズドライバーに最大1時間の運転機会が与えられる、非ブロンズドライバーの参加を含む2日間の追加テストが、ブロンズを擁する陣営には許される。 2025年のIMSAのレーススケジュールは、すでに今年3月のセブリングで発表されている。 ■IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権 2025年スケジュール(3月15日付) Round/Date/IMEC/Race/Category Test/1月17~19日//デイトナ(プレシーズンテスト)/GTP・LMP2・GTDプロ・GTD Rd.1/1月23~26日/*/デイトナ24時間/GTP・LMP2・GTDプロ・GTD Rd.2/3月12~15日/*/セブリング12時間/GTP・LMP2・GTDプロ・GTD Rd.3/4月11~12日//ロングビーチ市街地/GTP・GTD Rd.4/5月9~11日//ラグナ・セカ/GTP・GTDプロ・GTD Rd.5/5月30~31日//デトロイト市街地/GTP・GTDプロ Rd.6/6月26~29日/*/ワトキンス・グレン6時間/GTP・LMP2・GTDプロ・GTD Rd.7/7月11~13日//CTMP(モスポート)/LMP2・GTDプロ・GTD Rd.8/7月31日~8月3日//ロード・アメリカ/GTP・LMP2・GTDプロ・GTD Rd.9/8月22~24日//バージニア/GTDプロ・GTD Rd.10/9月19~21日/*/インディアナポリス6時間/GTP・LMP2・GTDプロ・GTD Rd.11/10月8~11日/*/プチ・ル・マン(ロード・アトランタ10時間)/GTP・LMP2・GTDプロ・GTD [オートスポーツweb 2024年08月20日]