携帯電話の3G回線が終わったいまでも中古市場で人気のガラケー機種5選
talby(au・三洋マルチメディア鳥取)
auの「talby」はau design projectの第3弾の端末(※ちなみに第一弾は「INFOBAR」でした)で、ミニマムで美しいデザインが特徴のガラケーです。世界的に有名なプロダクトデザイナーであるマーク・ニューソン氏がデザインを手がけ、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵品にも選定されています。 なお、2017年に行われた「auおもいでケータイグランプリ」では6位にランクインしています。 Yahoo!オークションの落札相場は平均すると、3,433円ほど。ジャンク品に近い状態のものでも取引が成立する人気機種であり、状態が良い端末では8000円~9000円といった相場での取引も見受けられます。
MEDIA SKIN(au・京セラ)
auの「MEDIA SKIN」(2007年発売)は、INFOBARやtalbyを生み出した「au design project」の第6弾機種。 京セラが手がけた一台で、その最大の特徴は四角い見た目と独特の触り心地。デザインは吉岡徳仁氏が担当しており、その感触は「ドロドロの液体から引き上げてコーティングされたケータイ」をイメージしたものだと言われています。 2007年にはグッドデザイン賞を受賞しており、talbyなどと並んでこちらもニューヨーク近代美術館の永久収蔵品に選定されています。 Yahoo!オークションの落札相場は平均して4,384円ほど。希少性が高いカラーでは1万5000円での落札も確認でき、発売から17年が経っても一種のインテリアや工芸品として人気がある一台だと言えるでしょう。
Walkman® Phone, Xmini(au・ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ)
auの「Walkman Phone, Xmini」(2008年発売)は、その名の通り「Walkmanケータイ」と呼ぶべき一台。音楽機能に強みを持つガラケーであり、画面をスライド可能。閉じた状態は音楽プレイヤー、スライドした状態ではケータイとして利用できます。 Walkman Phone, Xminiは当時「着うたフルプラス」に対応していたことも大きな特長。着うたフルプラスでは320kbpsの高ビットレートの高音質での配信に対応しており、この高ビットレートは2024年現在でも音質として決して見劣りしないレベルのものです。 Yahoo!オークションの落札相場は平均すると、3,275円ほど。ちなみに「Walkmanケータイ」には「Walkman Phone, Xmini」以外のモデルもありますが、その他のモデルも中古でいまだに取引が行われており、根強いファンがいるシリーズであったと言えるでしょう。
オトナライフ