日置市の温泉施設が調理のクリームシチューで食中毒 13~18歳の64人が下痢や腹痛 施設は2日間の営業停止命令
10月、日置市の温泉施設で調理された食事を食べた64人に食中毒の症状がみられ、ウェルシュ菌が検出されました。 県は施設に対し、2日間の営業停止命令を出しました。 11月2日と3日の2日間の営業停止命令を受けたのは日置市吹上町湯之浦の「新湯温泉」です。 県によりますと10月24日にこの施設が調理し提供したクリームシチューを食べた103人のうち13歳から18歳の男性64人に下痢や腹痛などの症状が出たということです。 このうち4人が病院で受診したということですが、いずれも入院はせずに快方に向かっているということです。 県が検査したところ13人からウェルシュ菌が検出され、施設が調理し提供したクリームシチューが原因と断定し、施設に対して今月2日と3日の2日間の営業停止命令を出しました。 施設は先月30日から営業を自粛しているということです。 県はウェルシュ菌は熱に強いとして、清潔な調理や食品の十分な加熱を呼びかけています。
南日本放送