日本の科学者たちが「歯が生える薬」を開発中!? 人間はあと6年で自力で歯を生やせるようになるかもしれない
今年9月に治験が開始されれば、それが実際どのくらい似ているかも分かってくるはず。11か月に及ぶ同治験には、歯を少なくとも1本は失った30~64歳の男性30名が参加する。研究チームは歯を再生するための薬を静脈内に投与して、その効果と安全性を証明する予定。幸い、これまでの動物実験では副作用が見られていない。
全てが順調に進んだ場合、北野病院は歯が4本以上欠損した2~7歳の小児患者に同治療を実施する。最終的な目標は、2030年までに通称“歯生え薬”を開発すること。この治療法の対象者は、いまのところ先天性無歯症の患者のみ。でも、高橋医師は、その対象者が歯を失った人全員に拡大される日が来ることを期待している。 ※この記事は当初、『Popular Mechanics』誌に掲載されました。 ※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。