【巴賞】ホウオウビスケッツが逃げ切って1年4カ月ぶりV
6月30日の函館11Rで行われた巴賞(3歳以上オープン、芝1800メートル、別定、16頭立て)は、岩田康誠騎手の2番人気ホウオウビスケッツ(牡4、美浦・奥村武厩舎)がスタートから果敢に押して先頭に立つと、ゴールまで後続を寄せつけずに逃げ切り、1年4カ月ぶりの勝利を挙げた。タイムは1分46秒8(良)。 2馬身差の2着にデビットバローズ(1番人気)、さらにハナ差遅れた3着にはアケルナルスター(5番人気)が入った。 ホウオウビスケッツは父マインドユアビスケッツ、母ホウオウサブリナ、母の父ルーラーシップという血統。通算成績は9戦3勝。 ◆岩田康誠騎手(1着 ホウオウビスケッツ)「今回は小細工なしの競馬をしました。逃げて捕まったら仕方がないと思って乗りました。メンコ(覆面)を着けた効果で返し馬やゲートの中でも落ち着いていました。1コーナーまでは掛かり気味でしたが、その後は落ち着いて走ってくれました。賞金加算ができたので次につながりますね」