Bialystocks・甫木元空、90代の祖父との暮らしを語る「朝ドラから始まり…」
“子どもらしさ”を詰め込んだ楽曲を制作
番組では、アルバム収録曲の『Kids』がオンエアされた。楽曲は子ども時代の感覚を意識して制作されたものだという。 クリス:子どもの頃の感覚ってどんなものですか? 甫木元:小学生の頃って「この時間に終わりが来るんだろうか」と思ったり、夏休みを永遠に感じたりしますよね。ちょっとケガするとこの世の終わりのような感覚を味わったり、夜にシャンプーしていると妄想で怖くなって急に振り向けなくなったりする。自由な発想で1日をすごく伸び縮みしながら生活していた子ども時代を思い出しながら、少年時代の自分と会話しているような歌詞だったらおもしろいかなと思って作ってみました。 クリス:わかります。今思い返すと、子ども時代って白昼夢のようですよね。菊池さんはサウンド的にザ・ビートルズを意識されているそうですね。 甫木元:そうですね。それまであまりビートルズを通っていなかったんですけど、自分でレコーディングするようになって、音響的な部分でビートルズ周辺を改めて聴いた時期があったみたいで。自分に引っかかる部分って何だろうと思って作ったみたいですね。 クリス:ビートルズはポップスの極みみたいなところですよね。 『Kids』のMVでは甫木元が監督を務め、実写と切り絵が融合した独自の世界観が描かれている。 クリス:菊池さんがたくさん分身されていますよね。ドラム、キーボード、ギター、ベースと菊池さんが演奏していますね。MVは甫木元さんの作品ですけども、頭のなかに子どもの頃のシーンが描かれていたりしています。 甫木元:ビートルズのサイケな感じというか、ビートルズのMVもけっこう独特じゃないですか。子どもの頃の純粋無垢な感じをMVが体現しているような、ああいう自由さがおもしろいなって思いました。あの頃のビートルズのアナログなCGの使い方を参考にもした部分があります。
全国7都市を回るライブハウスツアーがスタート!
Bialystocksは10月20日(日)から、愛知のZepp Nagoyaからスタートとなるライブハウスツアー「Bialystocks New Album Tour 2024」を全国7都市で開催。 クリス:関東は11月2日(土)にKT Zepp Yokohama、11月29日(金)にZepp DiverCityですけども、ともにソールドアウト! 大人気ですね! 甫木元:ありがとうございます! クリス:映画監督、エッセイスト、音楽家の3足のわらじを履いていらっしゃいますよね。音楽のほうが忙しくなっちゃったって感じですか? 甫木元:そうですね。音楽をきっかけにお声がけいただくこともありますので頑張ります! クリス:ライブに関して目標はありますか? 甫木元:海外ツアーはやってみたいですね。あとは地道に、僕たちらしく流れのまま、会場に合わせたライブができたらと思っています。 クリス:ツアーを映画にするという企画はありませんか? 甫木元:どうなんでしょうね。自分のツアーを映画にするってことは、自分の顔を編集中延々と見ないといけないってことですよね(笑)。ある程度アーカイブが溜まってきたら編集するってなったらあるのかもしれないです。 クリス:今回も完成度の高い、素敵なアルバムに仕上がっていると思います。ツアーも頑張ってください! Bialystocksの最新情報は、公式サイトまで。 『SAISON CARD TOKIO HOT 100』では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。