無料で使える「ChatGPT Mac用アプリ」がかなり優秀だった。ウェブ版にはない機能も
OpenAIが最初にMac用のChatGPTアプリを展開したとき、それはChatGPT Plus加入者専用でした。 無料で使える「ChatGPT Mac用アプリ」がかなり優秀だった。ウェブ版にはない機能も 月々20ドル払わない限り、ウェブアプリかスマートフォンのアプリを使う必要があったのです。しかし、Macアプリは誰でも無料で使えるようになりました。これは試してみるべきでしょう。 一見したところ、OpenAIのMacアプリは、あなたが使ったことのある通常のChatGPTを提供しています。 ログインすると、ウェブやモバイルアプリと同じように、過去の会話がサイドバーに保存されているのです。 テキストフィールドにプロンプトを入力したり、マイクボタンを使って声で質問したり、ヘッドフォンアイコンをクリックしてボイスモードにしたりできます。 また、一時的なチャット(チャット履歴に残らない会話)、GPTモデルの変更、DALL-Eでの画像生成、GPTへのアクセスなどの機能も利用可能です。
ウェブアプリよりも優れた機能も
しかし、ウェブ版よりもアプリを使う価値のある、Mac特有の機能がいくつかあります。 まず、ファイルや写真をChatGPTにアップロードするだけでなく、Mac上で開いているウィンドウのスクリーンショットをアプリから直接撮ることが可能となりました。 ペーパークリップのアイコンをクリックし、「スクリーンショットを撮る」を選択すると、ポップアップリストからアクティブなウィンドウを選択し、ChatGPTと共有することが可能です(初めてこの操作を行なうときは、ChatGPTアプリに画面録画へのアクセスを許可する必要があります)。 あるいは、手動でウィンドウのスクリーンショットを撮り、それを画像としてChatGPTへ共有することもできますが、アプリから直接撮影するほうが1ステップ省略され、ボットがmacOSともう少し統合された感じになります。 しかし、もっと便利なのはChatGPTの「ランチャー」。 このランチャーは基本的にSpotlight検索ですが、ChatGPTのためのものです。 キーボードショートカットを使って、macOSで現在使っているウィンドウの上に直接ChatGPTのテキストフィールドを表示させ、ボットとの会話をはじめることが可能となりました。 そのあと、アプリに移動してチャットを続けることができます。この機能により、今入っているアプリから切り替えてChatGPTで新しいスレッドを立ち上げる必要はありません。 Mac上で何か詳しく知りたいことがあれば、Option + スペースキーを押しながら問い合わせを入力すれば、すぐにはじめられます。 また、このランチャーにはアプリ本体と同じペーパークリップのアイコンがあり、ショートカットから直接ファイルをアップロードしたり、スクリーンショットを撮ることが可能です。 もしあなたがChatGPTのヘビーユーザーなら、このランチャーはうれしい機能だと思います(私はChatGPTをそれほど使っていませんが、とても気に入っています)。 残念なことに、OpenAIはChatGPTアプリをMシリーズのMac(Appleシリコンを搭載したマシン)でしか利用できないようにしています。 古いIntelベースのMacをお持ちの場合、ChatGPTを使うにはウェブアプリへのアクセスが必要。 M1チップ以降のMacをお持ちの方は、OpenAIのダウンロードサイトからアプリをダウンロードできます。 Image: Jake Peterson Source: techradar, OpenAI
ライフハッカー・ジャパン編集部