【MAZZEL夏合宿取材】TAKUTOが感じているグループでの活動「ダンスに歌うことが増えただけではない」
確実にステップアップできる
──現在のMAZZELのグループとしての進捗については、どのように感じていますか? TAKUTO 徐々にではありますが、着実に進んでいると思います。SKY-HIさんもよく僕たちに「今やっているのは、試験管に水を溜める作業だよ」と言ってくれるので。それが、いつあふれるかだと思うんですよね。デビューしたばかりのころは、目の前にある与えられたことを全力でやるだけだったけど、最近ではよりよくするためにはどうすればいいか、自分たちで考えられるようになってきました。 たとえば、「こういう楽曲をやります」となったとき、どの曲に対しても「めっちゃいい。やろうやろう」って感じだったのが、「もっとここは変えたほうがよくない?」とか「これだと、こうなっちゃうよね?」という意見がどんどん出てくるようになったんです。スキルや考えについて8人で話し合いをしているなかで、自分が「そうじゃないな」と思うことに対して、ちゃんと伝えられるようになってきたので、このまま行けば確実にステップアップできると感じています。 ──能動的になってきたのですね。 TAKUTO そうですね。社長やスタッフさんが決めてくださったコンセプトをただやるのではなく、自分たちでMAZZELのカラーを作り上げるようになってきているかな。ライブの経験も積ませてもらって、前よりはちょっとだけ余裕も出てきたから、やりたいことも増えて、がんばれることも多くなったのかもしれないです。どうしても、経験しないとわからないことが多いので。そこが大きいと思います。 ──TAKUTOさんご自身はダンサーとしての経験が豊富かと思いますが、それでもダンス&ボーカルグループでの活動は、経験しないとわからないことばかりなんですね。 TAKUTO やっていることが全然違いますね。ダンスをしているということが一緒だとしても、そこに歌うことが増えただけではないんです。『MISSIONx2』のときに考えていたアーティスト像って、こんな感じだったかな、と考えることもあります。奥深い世界ですよね。今の段階ではまだまだ知らないこともあると思うし、これからももっといろんな経験を積んでいきたいです。