オール御殿場産の日本酒を醸造へ 新たな酒蔵が完成し内覧会を実施 静岡・御殿場市「御厨栄蔵」
オール御殿場産の日本酒を醸造するため、静岡県御殿場市に新たな酒蔵が完成し、内覧会が行われました。 御殿場市印野に完成したのは御厨栄蔵です。 静岡県東部を中心に飲食店などを展開するつぼぐちフードサービスグループが、新たな事業として日本酒製造に取り組みます。 「オール御殿場産」にこだわり、原料のコメは御殿場コシヒカリなどを使用。 水も地下およそ150メートルからくみ上げた富士山の伏流水が使われます。 この日は勝又正美御殿場市長らが、酒を醸造するタンクや、麹室の温度や空調が機械で管理されている様子などを見学していました。 中戸川勝彦専務: 「これからお酒を作るんですけど、どんなお酒ができるか僕たちも分からないんですが、ストレートに御殿場のお水と御殿場で作られたお米の良さが出るような日本酒を作りたいと思います」 年末には初しぼりが予定されていて、今後は酒蔵で試飲や直売もする計画だということです。