川にいたジンベエザメ 放流後に迷い込んだか その後…【愛媛】
5日、宇和島市津島町の岩松川に突如ジンベエザメが現れました。 体長は5m~6mとみられ、日が落ちた後も見物人が集まっていました。 【見に来た小学生】 「でかかった。すごい!」 ジンベエザメが川にいた、という情報を聞いて6日、大阪から訪れたのは「海遊館」の職員でした。 【海遊館・田井康之さん】 「10月3日に高知県の土佐清水沖でジンベエザメを放流したのですが、そのジンベエザメと同じ個体の可能性があるところで、確認に来ました」 海遊館では回遊経路の調査のためジンベエザメ「海くん」を放流していましたが、迷い込んでしまった可能性があるとのこと。 この日は朝から姿がみえず、探すために宇和島市がドローンが飛ばしたところ、川の中で動かず沈んでいるのが発見されました。 その後、海遊館のダイバーが潜って確認すると死んでいることがわかりました。 さらにその個体は取り付けられた記録装置などから「海くん」だと判明しました。 【海遊館・田井さん】 「やはり河口というのは海くんにとってはかなり厳しい環境であったのかなと思います。我々も海くんにいろんなことを教えてほしかったなと…」 ジンベイザメの様子を見守っていた住民たちからも… 【男の子】 「天国に行ったんでしょ」 【男性】 「残念ですね、やっぱり子どもたちやみんなに人気の魚なのでさびしいなと」