N・フォレストに漂う“ミラクル・レスター感” 15-16シーズンに続く奇跡のプレミア制覇はあるか
トップ4入りは確実?
プレミアリーグ20試合を消化した段階で、勝ち点40を稼いでいるノッティンガム・フォレスト。どうしても比較したくなるのが、奇跡のプレミア制覇を成し遂げた2015-16シーズンのレスター・シティだ。 『ESPN』も「指揮官ヌーノ・エスピリト・サントはノッティンガムのラニエリになれるか」と注目しているが、あの奇跡のプレミア制覇を果たした当時のレスターも20試合消化時点の勝ち点は40ポイントだった。 正確には当時のレスターが11勝7分2敗、今季のノッティンガム・フォレストは12勝4分4敗の成績だ。とはいえ、当時とはタイトルレースの様相も異なる。当時のレスターは勝ち点81を稼いで優勝したが、今季は首位を走るリヴァプールが絶好調だ。勝ち点81を稼いでも優勝できるかは分からない。リヴァプールを超えるには、勝ち点90超えが必要となるかもしれない。そうなるとさすがのノッティンガム・フォレストでも厳しいだろう。 ただ、チャンピオンズリーグ出場権獲得は光が見えてきている。同メディアによれば、プレミアリーグ20試合消化時点で勝ち点40を稼いだ過去70チームのうち、トップ4に入れなかったチームは僅か4チームのみだという。もちろん油断は禁物だが、ノッティンガム・フォレストにとって特別なシーズンとなる可能性がある。 まずは次節14日に予定されているリヴァプール戦だろう。この上位対決に勝つようなことがあれば、優勝への期待感も増してくる。ヌーノ・エスピリト・サントが2023年12月にノッティンガム・フォレストの指揮官に就任した際、期待度は低かったと言っていい。それが今では評価が急上昇しており、当時のレスターに続くミラクルを起こす人物になるかと注目を集めている。
構成/ザ・ワールド編集部
【関連記事】
- ドイツの天才MFと期待された男はカタールの地で《26戦13ゴール》と大暴れ 今も5大リーグで通用するであろう31歳・テクニシャンの選択
- サラー、ハーランド、それともパルマーやイサクか ハーランドのペースダウンで荒れてきたプレミアリーグ得点王争いを制するのは誰だ
- 今季のサラーは31ゴール13アシスト記録した2013-14シーズンのルイス・スアレスをも超えている? すでに18ゴール13アシストと手がつけられず
- リール行きが決まりかけていた中でのアーセナル移籍「電話も何もなかった」 アーセナルにとって大失敗となった元韓国代表FWの補強
- 目標は「45歳までプレイしたい」 EURO2008から2012まで“スペイン黄金期”を知るCBは今もラ・リーガで活躍中