3560万円詐欺被害、「犯人として浮上している」と電話あり…
和歌山北署は7日、和歌山市内の70歳代女性が、計約3560万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。 【写真】和歌山県警本部
発表によると、昨年10月末頃、宮城県の警察官と名乗る人物から「詐欺の犯人として浮上している」などと電話があった。その後も検察官などを装う人物から「複数の口座に金を分ける方がいい」などと電話があり、11月16日に816万円を送金。12月23~24日にも約2750万円相当の暗号資産を2回に分けて送金した。 要求を受け、さらに現金を用意しようと同月27日に金融機関を訪ねたところ、職員の指摘で詐欺だと気づいた。