大阪でインフル患者が過去最多…小学校の始業式も欠席多数 沢井製薬は『タミフル』のジェネリック医薬品を製造が追いつかず供給停止
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猛威をふるうインフルエンザ。大阪でも去年末の感染者数が過去最多だったと発表されました。 大阪市内の小学校。約2週間ぶりに登校した児童たちが元気に挨拶を交わしました。児童らは教室で冬休みの宿題などを提出し、年末年始の思い出について友達と話しました。 (1年生)「お正月に親戚とカニを食べて、いっぱい遊びました」 (1年生)「(Q3学期はなにをがんばりたい?)ママと一緒に料理を頑張りたい」 一方、インフルエンザに感染した児童もいて、別の体調不良も含めて20人ほどが欠席したということです。猛威をふるうインフルエンザ。1月9日の大阪府の発表によりますと、1医療機関あたりの患者報告数は12月29日までの1週間で66.27人と過去最多を記録。警報レベルの30人を大きく上回りました。 こうした中、大阪に本社を置く沢井製薬は、治療薬「タミフル」のジェネリック医薬品について、「供給を一時停止する」と医療機関や医薬品の卸売業者に伝えました。流行の急拡大によって想定を上回る注文が寄せられ、製造が追いついていないことが原因だということです。
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