「世間には“そんな人”感が定着…」斉藤由貴にまたも“不倫疑惑”も仕事面での「ダメージは皆無」
斉藤由貴にまたまた不倫報道が出た――。 と聞いても驚く人はいないだろう。というか興味を示す人も少ないのではないだろうか。9月19日、『女性自身』が報じたところによれば、9月10日に58歳の誕生日を迎えた斉藤は’17年に不倫交際を報じられた60代の医師・T氏のマンションに向かい、翌日まで医師のマンションで過ごしたという。 【写真】斉藤由貴 ”黒ずくめ”男性とウキウキで「恵比寿ランチデート」姿 T氏との不倫が発覚した当初は関係を認めなかったが、写真誌の追撃記事が出て、最初の会見から1週間後、所属事務所を通じてFAXでコメントを発表した。結局不倫を認めたうえで、 《もう終わりにしました》 と関係を解消したことを公表した。 ◆昨年は不倫相手の前で取り乱す姿が 当時、斉藤はこうコメントを続けている。 《このような状況であるにも拘らず(夫は)『今は子供たちのことを第一に考えよう、お互いに努力し直そう』と言ってくれました。この先のことは、今後もよく話し合っていけたらと願っています》 そのため、夫婦は元の鞘に収まったと思われたのだが……。 それから6年後の’23年。『週刊文春』に 斉藤がT氏の勤務するクリニックの玄関で取り乱し号泣する姿を撮られてしまった。斉藤は不倫を否定しており、好意的にとらえれば、ハリウッドのラブコメディにあるような深い“友達関係”なのかもしれないが、関係が続いていたことは確かなようだ。 しかし、斉藤の“不倫報道”で驚く人はもういないのではないだろうか。しかも、新しい相手ならまだしも、関係が続いていたT氏だ。“衝撃が大きい”と報じているところもあるが、そんなことはないと言えるだろう。 斉藤の不倫報道が出るたびに論じられる「斉藤ノーダメージ」の理由。それが、毎回のように出てくる“斉藤はそんな人”論である。ドラマのキャスティングを担当する制作会社社員は「やはり今回もノーダメージだろう」と語る。 ◆斉藤の不倫にはクレームが少ない 「良くも悪くも斉藤さんが“そんな人”というイメージは揺るがないですから……。また、昔と違って世の中の不倫に対する見解も大きく変わったように思えます。平成の時にあった『なんであろうと不倫はけしからん』という人は、令和に入って少なくなったように感じます。近年は芸能人であってもプライベートを尊重しようという論調が強い。たとえば不倫のせいで奥さんや子供が病気になるとか、そういった悪質なものでなければ、芸能人だからといって目くじらを立てる人も減ったように思います」 そういったこともあり、今回の不倫疑惑報道が斉藤へ与える影響も少ないと見られる。 「もちろん世間の反応を鑑みて、その辺のところは慎重にキャスティングしてますが。斉藤さんに関しては、NGを出す人はいませんし、視聴者からクレームが来ることもほとんどないんですよね。重要な役どころを演じることは多いですが、最近は主演作品が多いわけではない。そもそも世間の人は芸能人の不倫にそれほど興味がなくなってますよ。SNSでもっともらしく非難している人は、常時何かネタを探している暇な人だと思います」(同・制作会社社員) さらに斉藤の場合は、演技力もさることながら、他の俳優にはない独特の“味”というか不思議な魅力で人を引き付けるため、斉藤と仕事をしたい、起用したいという業界のファンも多く、同僚からも後輩からも好かれているという。 「昔から見ていますが、なんか若いころより“フェロモン”が増して、ますます艶っぽくなったと思います。常に恋をしているからじゃないでしょうか。最近は年相応というか母親のような役が増えましたが、もったいないと思います。老け込むにはまだ早い。もっといろんな役に挑戦してもらいたいですね。恋多き女優の十朱幸代さんのように……」(映画関係者) 還暦間近となっても、フランス映画のヒロインのように情熱的な恋愛に走る斉藤だが、『女優力』アップの秘密はその“恋愛体質”にあるのかもしれないーー。 取材・文:佐々木博之(芸能ジャーナリスト)
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