「家政婦のミタゾノ」中山美穂さんシーン放送決定 亡くなって出演料は支払われる? 識者に聞いた
12月6日に亡くなった女優の中山美穂さん(享年54歳)の出演シーンについて、来年1月14日に放送が始まる「家政婦のミタゾノ」(テレビ朝日系)の公式サイトで16日、本人が出演するシーンを放送することが発表された。 【写真】中山美穂を含む「85年デビュー」といえば…森口博子、浅香唯、工藤静香だ! 同サイトによると、「第1話のメインゲストとして、中山美穂さんにご出演いただきました。撮影はすべて終了しており、役柄等詳細につきましては後日改めて解禁を予定しております」。同ドラマの撮影に本人が参加していたことはすでに報じられており、どのタイミングで登場するかなどが注目されていた。 亡くなった人が未放送の番組に出演するという収録番組ならではの事態だが、気になるのは、そうなってしまった場合の出演料だ。普通の感覚で考えれば、故人となっても支払われるだろうが、もしかして、放送日まで生きていないと支払われないなんてことがあったりするのだろうか。毎日放送でプロデューサーを務めた経験のある同志社女子大学の影山貴彦教授は「一般論になる」としながら以下のように答えた。 「まず、『支払われない』ということはないはずです。そして、中山さんのように事務所に所属していた芸能人であれば、まず所属事務所に支払われ、その先は、特段の取り決めが芸能人との間になされていなければ、遺産の相続に準じて親族の受け取り順位が決まるかと思われます」 ドラマの本放送であれば、今回のような「放送前に出演者が故人になる」という事態はそう多くないが、再放送の場合となると、故人が登場する機会はしばしば目にする。 「ドラマの再放送については出演料ではありませんが、『使用料』が出演者に支払われます。こちらも故人であっても発生しますので、上記と同様に処理されるはずです」 来年の中山さんの出演シーンが待ち遠しい。 ◇ ◇ ◇ 中山美穂さんも見舞われた「入浴中の事故」は思いのほか高い頻度で発生している。関連記事【もっと読む】中山美穂さんの死因は入浴中の事故…全国の「入浴中急死者数」は年間約1万9000人で交通事故より多い…では、その件数の多さについて伝えている。