Ｊ１横浜ＭのＭＦ天野純(手前)

　J1横浜Mが過密日程で、苦戦を強いられている。 　6―1で勝利した9月4日のルヴァンカップ準々決勝第1戦札幌戦から15連戦となっている中、11戦目となった13日のルヴァンカップ準決勝第2戦名古屋戦（豊田）に2―1で勝利したものの、9日の第1戦で1―3で敗れたため、2戦合計3―4で敗退となった。 　元日本代表MF天野純は「あのような形で第1戦を落として、ふがいない戦いをしてしまった。サポーターの方々を決勝に連れていきたかった。試合後、ファン・サポーターの方々から拍手だったり、熱いメッセージをいただいたので、天皇杯準決勝もあるので、なんとしてもタイトルを取りたい」とコメントした。 　連戦中ここまで11戦で4勝7敗。過密日程は、18日のホーム新潟戦、22日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート（ACLE）1次リーグ第3戦山東戦（アウェー）、27日の天皇杯準決勝G大阪戦、30日のホーム浦和戦まで続く。この期間のリーグ戦に限れば、4戦全敗という厳しい結果となっており、連戦の終盤で巻き返せるか注目される。 　ちなみに30日の浦和戦後、試合間隔は1週間空くが、ルヴァンカップ決勝（国立）は11月2日。準決勝を勝ち上がっていれば、さらなる連戦となっていた。それでもリーグ最終戦（12月8日）までACLEと並行した日程が続き、天皇杯で決勝に進めば、11月23日も試合を行うことになる。 　厳しい状況だが、勝ち進んだチームしか経験できないことを、今後の糧としたいところだ。