廃止から15年、国内唯一「ホーバークラフト」ついに開業 トラブル乗り越え復活した経緯とその歴史【大分発】
ついに迎えた開業初日 ターミナルには長い列が
こうして迎えた開業初日。大分市のターミナルには、乗船を楽しみに待つ人の長い列が出来ていた。客を乗せたホーバークラフトが15年ぶりに別府湾へ。 30分ほどかけて16キロのコースを巡るこの周遊コース。 乗客からは「ふわっと浮いている感覚がして、でも海の上を走っているというのが不思議な感覚」「周遊なのでぐるとまわって終わりなのかなと思ったが、いろいろなホーバー挙動を実演してもらって、初めて体験することができた」などと言った声が聞かれ、独特の乗り心地を体感した様子だった。 大分市と空港を結ぶ定期便については、改めて行われる国の安全確認検査に合格した後に運航を始める予定で、大分第一ホーバードライブは年末までに就航させることを目指している。 日本で唯一となるホーバークラフト。順調にいけば、空港アクセスとしての運航も15年ぶりに復活する。 (テレビ大分)
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