次のピョン・ウソクは誰⁈ ネクストブレークに期待、韓国若手俳優6人の必見作をご紹介!
キム・ヨンデ「流れ星」(21年) U-NEXTで独占配信中
人気俳優コン・テソン(キム・ヨンデ)と、人気俳優を陰で支える芸能事務所の社員オ・ハンビョル(イ・ソンギョン)によるラブコメディー。俺様なテソンと、彼に振り回されるハンビョルが不器用な恋を繰り広げる。 韓国の芸能界の裏側をのぞき見しているかのような気分になる本作は、スキャンダルやうその情報で翻弄(ほんろう)されるハンビョルたちの苦労の日々がユーモラスに描かれる。トップスター役に説得力を持たせたキム・ヨンデは、本編で鍛え上げた肉体美も披露していた。 1996年生まれ28歳のキム・ヨンデは、17年ごろから俳優活動をスタートさせ、キム・へユン主演の「偶然見つけたハル」、韓国で社会現象となった「ペントハウス」と着実にキャリアを積み、22年の「禁婚令、朝鮮婚姻禁止令」では主演を務めた。また、NHK Eテレの「ハングルッ!ナビ」のスキットドラマへの出演でも知られる。
キム・ミンギ「ラケット少年団」(21年) Netflixで独占配信中
都会から田舎に引っ越した少年へガン(タン・ジュンサン)が、転校先の中学のバドミントン部で仲間たちと勝利を目指す、心温まる青春ドラマ。バドミントン部に入部することになる、区議長の息子で成績優秀なチョン・インソルをキム・ミンギが演じた。 キム・ミンギは、02年生まれの21歳。バドミントン部に自分の意思で入部する真面目なインソル役が印象的だったが、「女神降臨」(20年)でヒロインの弟、「シュルプ」(22年)のボゴム君では、お調子者で憎めない役柄でギャップを見せている。どの作品もメインで出ずっぱりというわけではないけれど、どの作品もしっかりと記憶に残る演技を見せている。 なお、バドミントン部の部員を演じたのは、「愛の不時着」のタン・ジュンサン、「二十五、二十一」のチェ・ヒョヌク、「あやしいパートナー」のソン・サンヨン、「椿の花咲く頃」のキム・ガンフンと、これからの活躍が期待される俳優たちがそろっていた。
ライター 梅山富美子