◇WBSCプレミア12　1次ラウンドB組第4戦　台湾11ー3オーストラリア（2024年11月17日　台北D） 　「ラグザス　presents　第3回WBSCプレミア12」は17日、各地で1次ラウンドが行われ、日本と同じB組の台湾がオーストラリアに11―3で快勝した。 　これで通算3勝1敗とし、仮に18日のキューバ戦に敗れても3勝2敗。18日に行われる韓国―オーストラリアの勝利したチームが3勝2敗となるが、台湾はこの両チームに直接対決で勝利しているため、大会規定により台湾の2位通過が確定した。 　試合は15安打11得点でオーストラリアを圧倒。「2番・右翼」のリン・リツが、5―1の7回に中越え3ランを放つなど5安打4打点。珍名で話題のキチリキキチロウ・キョウカンが、9回に代打で左越え3ランと打線が爆発した。前日の日本戦で敗れ「負けたのは監督の責任」としていたソ・ゴウク監督も胸をなで下ろしていた。 　スーパーラウンドは東京ドームに舞台を移し、21日から始まる。侍ジャパンは21日にA組2位の米国と対戦する。22日はA組2位のベネズエラ、23日にB組2位の台湾と対戦する。いずれも試合開始時間は午後7時となっている。 　【スーパーラウンドの方式】 　1次ラウンドを突破した4チームで総当たり戦を行う。1次ラウンドの対戦結果は持ち越さない。先行、後攻は、1次ラウンドの順位、WBSC世界ランキングの順に決定され、高い方が後攻となる。日本は1位突破で世界ランキング1位なので、常に後攻となる。同率で2チームが並んだ場合は（1）直接対決の勝者→（2）TQBの上位→（3）ER―TQBの上位→（4）直接対決試合での打率上位→（5）コイントスで順位が決まる。