日本橋は五街道の起点だから「始端」=『CITAN』 ホステルの1階、地下はバーダイニング 旅人の気分が盛り上がる料理と空間
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・馬喰横山のバーダイニング店『CITAN(シタン)』です。 【画像】茄子を真っ黒になるまで焦がした「茄子焦がしソース」
海外から多くのゲストが訪れるホステル
『CITAN』は2017年オープンのホステルで、漢字では「始端」。日本橋が五街道の起点だったことにちなむという。海外から多くのゲストが訪れるホステルで、旅人気分を味わってみたい。まずは多くの外国人ゲストが行き交う1階のテラス席でクラフトビールを一杯。地下のバーダイニングでは、意外性のあるメニューに心が躍る。 「トマトとクラフトジンのパスタ」は、新潟県の「YASO GIN」と、蔵前に蒸留所がある「HOLON」のジン、2種を使った一品。ジンのフレーバーがほのかに香り、トマトとチーズがたっぷりと生パスタにからむからたまらない。 トマトとクラフトジンのパスタ1100円、ジントニック1200円 またフリットやパスタに使われる「茄子焦がしソース」は茄子を真っ黒になるまで焦がし、ペーストにしたもの。独特の風味がくせになる。日常を離れたいとき、こんな空間に身を置く一日があってもいい。
馬喰横山『CITAN(シタン)』
[住所]東京都中央区日本橋大伝馬町15-2 [電話]03-3865-2366 [営業時間]18時~23時半(22時LO)※1Fカフェ『BERTHCOFEE』 [営業時間]8時~18時 [休日]不定休 [交通]都営新宿線馬喰横山駅A2出口から徒歩3分 おとなの週末2024年10月号は「ちょうどいい和の店」 撮影/浅沼ノア、取材/本郷明美 ※2024年7月号発売時点の情報です。 …つづく「"個性派"ナポリタン7選アレンジがきいた唯一無二の味」では、覆面調査隊がソース、具材、トッピング……もちもち麺&ケチャップという定番の味に様々なアレンジを加え、さらなる美味に仕上げた「個性派ナポリタン」を実食レポートしています。