岡田紗佳、第2の故郷・中国へ笑顔を届けられるか?今期8戦目の初勝利チャレンジ/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、11月19日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)。今期7戦してまだトップがないが、昨日からMリーグの中継が中国にも配信されるようになり、岡田にとっては第2の故郷へ、笑顔と活躍を届けられるか。 【映像】岡田紗佳、中国に笑顔は届けられるか!?(生中継) 日本人の父・中国人の母を持つ岡田は、日本で生まれるも、中国語を学ぶために小学生時代は中国で祖母と5年間暮らしていた。この時期に麻雀も覚えたことで、その後にプロ雀士、Mリーガーになるきっかけの大きな要因にもなっている。芸能界でも活躍するが、中国語を活かした仕事もあり、まさに第2の故郷での経験が、今の岡田を支えている。前日から、その中国でMリーグが配信され始めたとあっては、勝利者インタビューで中国語でのスピーチをしないわけにはいかないだろう。 日本式のリーチ麻雀は、中国でも有名。同様にトッププロ雀士も知られた存在だ。KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)もその一人。今期は盟友・佐々木寿人(連盟)に引っ張られる形で個人プラスを維持しており、さらなる爆発も期待されるところ。イケメン人気は世界共通。日本の「タッキー」が中国全土で大ブレイクするかもしれない。 今年Mリーグでブレイクしているといえばセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)。開幕からロケットスタートし、7戦していまだラスなしで6連対。チームの首位争いを支えるビッグマンだ。体格のイメージとは異なり、バランス重視のコンパクトな麻雀も得意とするだけに、リードした展開からまとめにいく能力は、トップクラスだ。 竹内が参戦してくる前まで、Mリーグのビッグマンといえば渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)だった。今期絶不調の松本は、なかなか個人最下位という泥沼から這い上がれない。チームも400近いマイナスを抱えリーグ8位は想定外。苦しい時こそ、自分で道を切り開く。プロ雀士としての底力が試されている時期だ。 【11月19日第1試合】 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人34位 ▲206.3 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人15位 +27.3 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)個人36位 ▲244.9 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)個人6位 +155.7 【11月18日終了時点での成績】 1位 赤坂ドリブンズ +456.6(34/96) 2位 セガサミーフェニックス +375.3(32/96) 3位 U-NEXT Pirates +233.7(32/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +208.5(32/96) 5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲37.4(32/96) 6位 TEAM雷電 ▲58.3(34/96) 7位 EX風林火山 ▲245.3(34/96) 8位 渋谷ABEMAS ▲390.1(32/96) 9位 BEAST X ▲563.0(34/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部