ドジャース投手、また緊急降板 新人右腕が顔をしかめて肘押さえる仕草 球団発表「右前腕の張り」 相次ぐ負傷降板に中継局実況「うんざり」
「ドジャース―パイレーツ」(10日、ロサンゼルス) ドジャースの先発、ライアンが3点リードの五回途中に緊急降板。2死走者なしで迎えたテイラーに投じた後、顔をしかめて右肘を押さえる仕草を見せた。球団は「右前腕の張り」と発表した。 異変を察知してベンチからロバーツ監督が飛び出す。マウンド上でトレーナーを交えて話し合った後、交代した。 ドジャースは6日のフィリーズ戦でリリーフ右腕グラテロルが右肩痛から復帰登板で8球目を投げた後に右太もも裏を痛めて緊急降板したばかり。 ライアンは先発陣に故障者が続出したため、7月22日にメジャー初昇格。2度目の登板となったアストロズ戦で初勝利を手にした。4度目のマウンドとなったこの日は、4回2/3を投げて4安打無失点と好投していた。肩を落としてマウンドを降りる25歳右腕を見ながら中継局の実況は「うんざりですよ」とため息をついた。