笹川友里「“真面目すぎるがゆえの生きづらさ”みたいなものがあって…」TBS勤務時代に実践していた“リラックス術”を語る
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。12月2日(月)~5日(木)は、さまざまなラジオ番組のパーソナリティをゲストに招く「ラジオフレンズWEEK♪」をお届け。 12月2日(月)の放送では、TOKYO FM「Future Pix」(毎週土曜 20:00~20:30)パーソナリティの笹川友里(ささがわ・ゆり)さんをお迎えして、2日に出版された著書「ポジティブマインドセット プラス15%の前向きさで人生を好転させる方法」(KADOKAWA)について伺いました。
◆真面目すぎるがゆえの生きづらさ
れなち:友里さんは、2日に「ポジティブマインドセット プラス15%の前向きさで人生を好転させる方法」を出版されました。この本には、友里さんの日々の葛藤と、その末に辿り着いたメソッドが75個まとめられています。 笹川:そもそも、私は20代のときにTBSでアナウンサーとして働いて、その前の1年はAD(アシスタント・ディレクター)として正社員で入社しているんですけど、当時はすごく肩に力が入っていて、人に気を遣いまくっていたり、“真面目すぎるがゆえの生きづらさ”みたいなものがあったんです。 それが今34歳になり、2人の子どもを授かって肩の力も抜けるようになってきたので、20代のときの“悩んだこと”“しんどかったこと”から今に至るまでの話をまとめさせていただきました。 れなち:(メソッドのなかには)“何をきっかけに書いたんだろう?”っていう項目もなかにはあって、例えば“素の自分で油を売りに行ける場所をつくる”。これは「なんとなくリラックスした状態で話を聞いてくれる人や場所をつくる」みたいな話でしたが、どうしてこれを書こうと思ったのですか? 笹川:当時、会社には気心の知れた先輩がいっぱいいて、いろいろ救われていたんですけど、例えば、ちょっとした愚痴だったり「疲れた……」みたいなことを言うときって、利害関係がない他の部署の人だったり、近所のお姉さんやおばさまみたいな方のほうが話しやすくて。それで私、TBSの社屋のなかに油を売るような場所が3ヵ所ぐらいあったんです。例えば、食堂にいらっしゃる方とか。 れなち:3ヵ所も(笑)。 笹川:そう(笑)。何の話をしたか忘れちゃうくらいたわいのない話なんですけど、そうした立ち話でも(気持ちが)スッキリしたんです。だから、すべてを理解してくれる先輩に相談するのもいいけど、そうじゃない方に話すのも意外とリラックスできてオススメだなと思ってまとめました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2024年12月2日(月)放送より)