『ドリフに挑戦』渡辺直美参戦も大ブーイング「本当に面白くない」お笑いファンが総スカンのワケ
お笑い芸人の渡辺直美が、1月1日放送の『ドリフに大挑戦 正月から全力初笑いスペシャル』(フジテレビ系)に出演するとわかった。 【写真】批判を浴びた『ドリフ』特番に出演するメンバーたち 渡辺は現在、アメリカを拠点に活動中。番組では海外からの緊急参戦と銘打たれている。渡辺は長らくのドリフの大ファンで、待望の番組出演となる。
《今の芸人がやっても全く笑えない》
ところが、ネット上の評判は芳しくない。 《みんな「芸」とか「芸人」とか言うけど、ドリフはミュージシャンだから》 《今の芸人がやっても全く笑えない》 《「高木&加藤+現役タレントでコント」この構図はもういいよ…本当に面白くない。これをやるなら昔の放送を垂れ流しにしてくれた方が全然いい》 中には《激寒なのは記事から想像できます》《ドリフに挑戦?今の芸人が真似事をしても笑えない》といった厳しい声も。 渡辺に限らず『ドリフに大挑戦』はお笑いファンから評判が悪いと放送作家は指摘する。 「『ドリフに大挑戦』は2021年にスタート。旬のお笑い芸人やタレントとドリフメンバーがコラボする企画が売りでした。ただ、往年のドリフの名作コントに挑戦するため“今の基準だと笑えない、問題がある”といった指摘もあります。そもそもドリフのオリジナルメンバーがやるから面白いといった、身も蓋もないツッコミもありますね」 『ドリフに大挑戦』が始まった時点で、残る現役メンバーは加藤茶、仲本工事さん、高木ブーの3名だった。 リーダーのいかりや長介さんは2004年にがんにより72歳で亡くなっている。一番若手のメンバーだった志村けんさんも、2020年3月に新型コロナウイルス感染症にともなう肺炎のため70歳で亡くなっており、この番組には参加していない。さらに仲本さんも2022年10月に交通事故により81歳で亡くなってしまった。 『ドリフに大挑戦』の出演者はチョコレートプラネット、さらば青春の光、爆笑問題といった実力派のお笑いコンビから、KAT-TUNの亀梨和也、元SMAPの香取慎吾、女性陣では女優の大地真央、元AKB48の野呂佳代、元テレビ東京アナウンサーの森香澄など、お笑いに限らない幅広いラインナップをそろえている。だが、その分、中途半端な印象も否めない。 『ドリフ大爆笑』は1977年から1998年まで長年に渡って放送されてきた人気番組だ。総集編を含めて225本が製作されており膨大なストックがある。往年の名作コントの再放送が“一番面白い”のは確かだろう。