「子供たちが持っている力は無限大」“元箱根ランナー”今井隆生監督が率いる鶴ヶ島市立藤中が全国中学校駅伝を初優勝
◇第32回全国中学校駅伝(15日、滋賀県希望が丘文化公園) 男子の部では、初出場となる埼玉の鶴ヶ島市立藤中が57分17秒で初優勝を飾りました。 【画像】レース後に涙を流す今井隆生監督 鶴ヶ島市立藤中の今井隆生監督は2020年に教員の「自己啓発等休業」を活用して駿河台大に編入学。当時31歳で第98回箱根駅伝(4区)を経験し、2022年から教師に復帰しました。 優勝後には教え子たちの力走に涙。インタビューでは「子供たちの活躍を見ることができて、本当に幸せな一日でした」と笑みを見せました。 ▽以下、6選手と今井隆生監督のコメント ◆1区 齋藤駿選手(1年) 「まずは1位でフィニッシュできてうれしかったですし、先輩たちがどの順位で持って来てもきっと抜かしてくれるだろうという気持ちでできたので、非常に楽しく走れたなと思いました」 ◆2区 ハサヌディン知輝選手(3年) 「チームでずっと優勝を目標にやってきたので、達成できて本当にうれしいです」 ◆3区 古西祐翔選手(3年) 「最初で最後の全中駅伝で頂の景色を見せてくれた、今まで支えてきてくれた家族や仲間に感謝の気持ちでいっぱいです」 ◆4区 塚原泰志選手(2年) 「ブラボーーーー!ありがとうございました」 ◆5区 久野温正選手(3年) 「アンカーまでは秒差があったんですが、アンカーがひっくり返してくれて、この最高のチームで優勝できて本当にうれしいです」 ◆6区 植松遼選手(3年) 「ここまでつないでくれた5人と今日ここで応援してくれた監督や家族、保護者の皆様の応援と、画面の向こうで見てくれている上級生や僕に関わってくれたすべての人たちに感謝でいっぱいです」 ◆今井隆生監督 「子供たちが持っている力は無限大で、思いがチームを変えるというか、本当に子供たちの頑張りを見ることができて、今日は本当に幸せな1日でした。ありがとうございます」