【高校ラグビー】東福岡、後半の猛攻及ばず12大会ぶりに8強で敗退
◇全国高校ラグビー準々決勝 東福岡12―17東海大大阪仰星(2025年1月3日 花園ラグビー場) 昨年の準優勝校・東福岡が12―17で東海大大阪仰星に敗れて準々決勝で姿を消した。2年ぶり8回目の優勝を狙っていたが、92回大会以来12大会ぶりの8強止まりに終わった。 前半風下の東福岡は3分にラックから右に出されて東海大大阪仰星に先制トライを許すと、10分にはラインアウトのこぼれ球を拾われてからBKのロングゲインを許して2本目のトライを奪われた。21分にも左中間のラックから左に空いたスペースにロングパスを通されて3トライ目を許して0―17で折り返した。 後半に入ってFWにエンジンがかかった東福岡は5分にフッカー須藤蒋一(2年)が右サイドを突破。フォローしていた左フランカー武田粋幸(2年)に渡して反撃のトライを返した。 16分にも左ラインアウトからモールを組んで中央へ押し込む。東海大大阪仰星FWが右方向に注意が集中したところをフッカー須藤がブラインドの左を抜けてトライを重ねた。ゴールも決まって12―17。30分を過ぎて自陣からボールを回すが、痛恨のノックオンがあって試合終了。1トライ及ばず、東福岡は花園を去ることになった。