【韓国】3QプレミアムTV、韓国勢のシェア下落
2024年7~9月期の世界のテレビ市場で、有機ELテレビやミニ発光ダイオード(LED)テレビといったプレミアム製品の出荷が急増したものの、韓国のサムスン電子およびLG電子はシェアを落としたことが分かった。 香港の調査会社カウンターポイント・リサーチによると、プレミアムテレビの出荷台数は前年同期と比べて51%増と大きく伸びた。欧米などで買い替え需要が増加した。 シェアは、サムスン電子が30%でトップを維持したものの、前年同期から13ポイント下落。LG電子は4ポイント下がり16%と、前年同期の2位から4位に転落した。 ■中国勢がシェア拡大 一方で、中国の海信集団(ハイセンス)は10ポイント上昇の24%で2位、TCLも6ポイント上がり17%で3位となった。中国企業はプレミアム製品を強化しており、シェアを拡大している。 全体のテレビ出荷数は6,200万台で11%増加。シェアはサムスン電子が15%でトップ。次いで、ハイセンスとTCLがいずれも12%、LG電子は10%だった。