「シミになった」「落ちない」ハロウィーンのタトゥーシール、子どもは皮膚トラブルに注意 消費者庁がアドバイス
事故を防止するには
消費者庁と国民生活センターでは、「子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く、皮膚障害が発生する可能性があります」とした上で、事故防止のアドバイスとして次の6点を掲げています。 【事故防止のアドバイス】 (1)化粧品のように安全性の基準等が定められた製品ではないことに留意して使用しましょう。子どもに使用する場合は、より注意が必要です。 (2)アレルギー体質の方は、成分表示をよく確認しましょう。 (3)肌に傷や湿疹などの異常がある場合には使用しないようにしましょう。症状を悪化させる可能性があります。 (4)使用方法、剥がし方、対象年齢及び使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。 (5)事前に腕の内側などの目立たない部分で使用テストをしましょう。 (6)肌に合わない場合はすぐに使用を中止し、赤み、腫れ、かゆみ、痛み、刺激や黒ずみ等の異常がある場合には皮膚科医を受診しましょう。 (消費者庁2019年9月18日ニュースリリース「タトゥーシールやフェイスペイントによる肌トラブルが発生!」から) SNS上にも「子どもに貼るときは気をつけないと」「本当にはがれにくい。わが家ではやらないようにしてる」「アルコールのウエットティッシュやメイク落としでも落ちなかった」などの経験談が複数あります。高校生や30代が皮膚障害を起こした例も報告されているので、幼児に限らず肌が弱い人は注意が必要です。
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