【「紙片づけ」の極意!】本が多すぎる!処分すべきかどうか迷った時は
金融機関や自治体からの書類、郵便物、クーポン、子どもが持ち帰るプリント類……。忙しく暮らしていると、気が付けば「紙」が、たまっていませんか?「紙」はとりあえず取っておくと、「肝心な時に出てこない」「いつの間にか期限が切れていた」「大事な書類を失くして、お金や信頼を失くす」などの悲劇が起こります。実は、人生により大きな影響を与えるのは「モノ」よりも「紙」の片づけなのです。「紙」に特化した片づけ方法を紹介し話題を呼んでいる、片づけアドバイザー・石阪京子先生の著書「人生が変わる 紙片づけ!」から、「紙片づけ」の極意を抜粋して、ご紹介します。 ● 本棚から出して、一冊ずつ向き合ってみよう 書棚に並んでいる本を見ていると、どれも大事に見えてきますよね。ほとんど見返す機会はないけど、「二度と手に入らないのでは」と思うと捨てられないという声も聞きます。 その本が、自分にとって要るモノなのかを判断するためには、まず全部出してみてください。そして、一冊ずつ「自分はなぜこれを置いておきたいのか」を考えてみると、その本を丸々残しておきたいのか、その中の一部を取っておきたいのか、わかります。一部を取っておきたいのなら、写真を撮ってデータ化すればいいと思います。 残すべきか捨てるべきか迷っている場合は、同じ大きさの別の何かと比べてください。例えば本10冊分のスペースと、それと同じスペースに収まる洋服の、どちらが大事かを考えてみるのです。大切なのは、スペースに合わせて何を優先するかということです。本がどんなに多くても、それが大事なら捨てる必要はありません。 また、今後は電子書籍にするのも選択肢の一つです。その際は、Kindleや楽天koboなどいろんな電子書籍書店で無作為に買うと、どちらに何の本が入っているかわからなくなることがあるので、あらかじめなんらかのルールを決めて購入先を選ぶといいですよ。 *本記事は、石阪京子著「人生が変わる 紙片づけ!」の中から、抜粋・編集したものです。
石阪京子