まさかの人気俳優が再現した「完全アウト」な悪役キャラ 「TVで見かけるとトラウマが」
マジで洗脳されそうなトラウマ悪役
人気マンガの実写化作品は、演じきるのが難しい悪役に、あまりイメージがない人気俳優がキャスティングされることもあります。普段のイメージからは想像もつかない役柄ながら見事に再現し、「怖過ぎる」と絶賛され、話題になった例もありました。 【画像】え?「ヒイイ」「薄ら笑いやめて」こちらが中村倫也さんが『闇金ウシジマくん』で演じた怖すぎる「洗脳系」悪役です ●ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』神堂大道(演:中村倫也) 人気マンガ『闇金ウシジマくん』(作:真鍋昌平)の実写版は、2010年のドラマ化を皮切りに、映画やスピンオフ作品も公開されている人気シリーズです。TVドラマ第3作目では、原作でもショッキングかつ生々しい描写が多く「最も映像化が難しい」といわれた「洗脳くん編」を実写化し、洗脳くんこと「神堂大道」を演じた中村倫也さんに注目が集まりました。 普段は爽やかなイメージが強い中村さんが演じた神堂は、表向きは好青年ながら、人を洗脳し非人道的行為を繰り返すキャラクターです。女性に近付き婚約者となって資産を奪おうとするなど、冷徹かつ女性がいうことを聞いてしまう魅力も持った悪役を演じ、原作ファンからも好評でした。 序盤の優しい雰囲気から徐々に暴力的な本性を現し、家族までもマインドコントロールしていく姿は、中村さんの甘いマスクと柔らかな物腰も相まって、より恐怖を感じます。「中村倫也さんは洗脳くんのトラウマが強過ぎて、今でもTVで観るとちょっと怖い」「あの柔和スマイルも洗脳くん知ってるとゾワっとなる」などと、そのインパクトが抜けない人も多いようです。 ●『羊とオオカミの恋と殺人』宮市莉央(演:福原遥) 裸村さんのマンガ『穴殺人』は、『羊とオオカミの恋と殺人』のタイトルで2019年に実写映画化されました。大学受験に失敗し虚無的な日々を送る「黒須越郎(演:杉野遥亮)」と、アパートの隣人「宮市莉央(演:福原遥)」の恋愛模様を描いています。 福原さんが演じる宮市は、一見するとかわいらしい普通の女の子に見えますが、その裏の顔は殺人に快楽を覚えるシリアルキラーです。カッターナイフで次々と人の喉を切り裂いたり、黒須とのデート中に通りすがりの人を襲ったりなど、その残虐性はエスカレートしていきます。終盤に笑顔で次々と人を手にかける福原さんの演技は圧巻です。 当時の福原さんに関して、『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』に出演していた子役時代のかわいらしい印象が強い人も多かったようで、本作でのアブノーマルな役柄に衝撃を受けたレビューが相次ぎました。 ●『ホームルーム』愛田凛太郎(演:山田裕貴) ウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」にて連載された『ホームルーム』(作:千代)は、2020年にドラマ化されています。ドラマでは、生徒に異常な愛情を向ける「ラブリン」こと高校教師の「愛田凛太郎」を山田裕貴さんが演じ、「変態過ぎる」と話題になりました。 愛田は、女子生徒の「桜井幸子(演:秋田汐梨)」に恋をしてしまい、その愛情が異常な行動へと発展します。 ひとり暮らしの彼女のベッドの下に全裸で潜み、桜井が眠り込むと足に頬をすり寄せ、彼女の歯を磨くなど、原作でも「キモい」と感じてしまう衝撃シーンを体当たりで演じました。 『海賊戦隊ゴーカイジャー』で俳優デビューし、子供たちのヒーローのイメージもまだ強かった山田さんの振り切り過ぎた演技はより恐怖を感じます。爽やか高校教師と変態的な裏の顔という二面性をリアルに演じ、その実力が改めて評価されました。
LUIS FIELD