純烈の友井雄亮が引退表明「女性トラブルは事実」と謝罪
紅白歌合戦に初出場してまもない男性5人組のムード歌謡グループ、純烈の友井雄亮(ともい・ゆうすけ、38)が11日都内で、複数の女性との交際をめぐるトラブルを「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた件で単独での謝罪会見を開いた。友井は、グループからの脱退と芸能界引退を表明した。 【中継録画】「純烈」友井雄亮さんが会見 週刊誌でDV報道
女性トラブル報道は事実 目を真っ赤に謝罪
多数の報道陣が詰めかける中、ダークスーツ姿で登場した黒髪の友井は神妙な面持ちで深々と頭を下げた。やや声をつまらせながらも「このたび傷つけてしまった女性の方々、およびご家族の方々に深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を述べると、再び深く頭を下げた。 「週刊文春」では、A子さんへのDVやB子さんのお金を使い込んだことなどが報じられているが、「今回の週刊誌に書かれている女性へのトラブルは、事実でございます」と、目を赤くしながら事実であると認めた。 続けて、メンバーとメンバーの家族、事務所やレコード会社、各関係者、そしてファンに対して「信頼を裏切ってしまった行動をしてしまい、大変申し訳ございませんでした」と再び謝罪の言葉を述べると、「自分の生き方や考え方、どこかでずるかった自分、甘さが、今回の結果を招いてしまったんだと、いま痛感しております。本日は、正直にすべて話し、もう二度と、こんな過ちをおかさないように償いながら、生きていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします」と頭を下げ、報道陣との質疑に臨んだ。
A子さんへのDV「自分が甘く、ずるかった」
今後の活動について聞かれると、今回の一件で純烈としてのスローガン(夢は紅白、親孝行がキャッチフレーズ)に反する行動をしてしまったとして、「純烈を脱退し、芸能界から身を引きます」と引退を表明。「週刊文春」の直撃取材を受けた翌日の1月9日、大阪で仕事を終え、東京に帰ってきてから事務所で他のメンバーも含めあらためて詳細に経緯を説明するなかで、引退の意向も固めていったようだ。リーダーの酒井一圭からは、「バカヤロウ」と言われたことも明かした。 昨年末には悲願の紅白歌合戦初出場も果たし、これからというタイミングだったが、友井は、いつかこの件が世に出てしまうのでは、という危機感を持っていたといい、紅白のステージにも「嬉しかった反面、どこかでこれが表に出ることをヒヤヒヤしながら、正直(ステージに)立っていました」と、複雑な心境であったことを吐露。 報じられた事実関係について、A子さんに手をあげた理由については怒りっぽい性格で、口論や別れ話の延長で、殴る蹴るといった暴力を振るってしまったとして、「自分が弱いんだと思います」「自分をおさえつける強い自分がいなかったんだと思います」などと説明した。A子さん以前にも女性に手をあげたことはあると話し、「自分が甘くずるかった」と、自分自身の弱さをDVの理由として繰り返した。また、A子さんの妊娠と流産も報じられている通りだが、流産の原因はDVではない、とした。