重症化で死亡例も マダニが媒介する感染症の注意点や予防法を紹介
KKT熊本県民テレビ
マダニが媒介する感染症についての市民公開健康講座が上天草市で行われました。 健康講座では発熱や腹痛などの症状を引き起こすマダニが媒介する感染症SFTS、重症熱性血小板減少症候群の注意点や予防法などが紹介されました。
感染症を引き起こすマダニはイノシシや鹿といった野生動物に付着していることが多く、熊本県内では今年6月芦北郡内の74歳の男性がSFTSに感染し死亡しました。 予防法として草むらに入るときは長袖、長ズボンなどで肌を露出しないことや、虫よけを活用することが伝えられました。 SFTSに詳しい上天草総合病院の和田正文感染防止対策室長は「症状が出たときは早めに受診し、野山にいたことを伝えてほしい」と話しています。