<センバツ>「諦めずに1点ずつ…」 札幌第一・山田、意地の一打
◇第91回選抜高校野球 ○山梨学院24-5札幌第一●(25日・甲子園) 札幌第一の2年生4番・山田が意地の一打を放った。先発投手を務めたが、1回持たず7失点で降板し、本職の三塁の守備に就いた。「諦めずに1点ずつ縮めていこう」と、三回2死二塁では気持ちを切り替えて打席へ。外角のチェンジアップに食らいつき、右前適時打で2点目をもたらした。初勝利を目指したチーム3度目のセンバツは19点差をつけられての敗戦。山田は「野球人生で一番悔しい。全てにおいてレベルアップする必要がある」と声を振り絞った。 【山梨学院、初回に2ホーマー飛び出す】