ネイチャーポジティブ企業ランキング、自然と共存して成長を目指す20社
11位~20位の企業は──
11|シスメックス スコア|70.70 試薬生産工場の製造プロセスの見直しを行い、配管内の廃液の製品液化技術を獲得するなど水の使用効率を高める。2024年3月期の連結決算売上高は4615億円(前年比12.4%増)。営業利益は783億円(同6.4%増)、純利益は496億円(同8.4%増)。 12|小松製作所 スコア|70.43 高燃費性能製品の提供、IoT技術の活用によるCO2削減支援などを通じ、製品稼働時のCO2排出量削減を目指す。2024年3月期の連結決算売上高は3兆8651億円(前年比9.1%増)。営業利益は6071億円(同23.7%増)、純利益は3934億円(同20.5%増)。 13|積水化学工業 スコア|69.91 雨水量を調節し再利用を可能にする貯留システムを通じ、雨水の循環利用や洪水災害対策に貢献し水リスクを軽減。2024年3月期の連結決算売上高は1兆2565億円(前年比1.1%増)。営業利益は943億円(同3.0%増)、純利益は779億円(同12.5%増)。 14|丸紅 スコア|69.41 水ストレス地域である中東で3件の発電造水事業と1件の造水事業を展開。同地域の水ストレスの軽減に貢献。2024年3月期の連結決算売上高は7兆2505億円(前年比21.1%減)。営業利益は2763億円(同18.9%減)、純利益は4714億円(同13.2%減)。 15|アドバンテスト スコア|69.31 省エネ・省資源、リサイクル設計、有害物質排除の観点で評価したグリーン製品の提供を2005年から推進、23年度は5製品を認定。24年3月期の連結決算売上高は4865億円(前年比13.2%減)。営業利益は816億円(同51.3%減)、純利益は622億円(同52.2%減)。 16|トヨタ紡織 スコア|69.24 排水ゼロを目指し、生産工程で発生する排水の再利用や、水を使用しない工程づくりを進める。2024年3月期の連結決算売上高は1兆9536億円(前年比21.8%増)。営業利益は786億円(同65.0%増)、純利益は578億円(同294.3%増)。 17|東急不動産ホールディングス スコア|69.24 グループ中核の東急不動産が全事業所と保有施設の使用電力100%再エネ転換を完了、国内事業会社初となるRE100達成。2024年3月期の連結決算売上高は1兆1030億円(前年比9.7%増)。営業利益は1202億円(同8.9%増)、純利益は685億円(同42.1%増)。 18|三菱電機 スコア|69.14 グリーン関連研究開発費に積極投資し、材料・製品の循環利用や機器の省エネ化などを進める。2024年3月期の連結決算売上高は5兆2579億円(前年比5.1%増)。営業利益は3285億円(同25.2%増)、純利益は2849億円(同33.2%増)。 19|セイコーエプソン スコア|69.06 再整備・認定整備済みの製品を提供することで製品生産による投入資源量と廃棄を削減し、循環型社会の形成に貢献。2024年3月期の連結決算売上高は1兆3139億円(前年比1.2%減)。営業利益575億円(同40.7%減)、純利益526億円(同29.9%減)。 20|小野薬品工業 スコア|68.98 超音波式流量計の設置などを通じて水使用量削減に取り組み、取水量は2018年以降毎年連続して前年度以下を達成。24年3月期の連結決算売上高は5026億円(前年比12.4%増)。営業利益は1599億円(同12.7%増)、純利益は1279億円(同13.5%増)
Forbes JAPAN | magazine