【オリックス】中嶋監督「ダルの実力からしたら200勝遅かった(笑)」日本ハム時代の後輩祝福
オリックス中嶋聡監督(55)が、日本ハム時代のチームメートだったパドレス・ダルビッシュ有投手(37)の日米通算200勝を祝福するコメントを、球団を通じて発表した。 「プロ入りした時はヒョロヒョロの身体をしたヤンチャな選手でしたが、すごいポテンシャルを持っている投手でした。まだまだ活躍してもらわなければいけませんが、ダルの実力からしたら200勝は遅かったですね(笑)」 ダルビッシュが日本ハムに高卒18歳で入団した時、現役捕手だった中嶋監督は既に36歳だった。ダルビッシュはその理論に傾倒し、慕い続けて今に至る。 昨年11月にはダルビッシュが「監督・中嶋聡」を語るインタビューに応じた。その中で「中嶋さんは厳しい中にもすごく優しさがあって。若手をみんな助けてくれました。(中略)最初の1、2年目って自分、そんなに一生懸命練習しているタイプじゃなかったんです。一応出されたメニューをやるんですけど、うまいこと抜きながらやるタイプだった。度がすぎると『お前ちゃんと練習やってないやんけ』『ちゃんとやってんのか』みたいに言ってくれました」などと語った。 中嶋監督はバッテリーコーチ兼任捕手だった時代、サイン事情についても語ったことがある。「ダルビッシュの場合は指が足りなくなるから、指を曲げたり動かしたりして分けていた」と、多彩な変化球を誇る右腕ならではの裏話だった。