リゾートで飲酒後に観光客ら7人が病院搬送、中毒の疑いも含め捜査 フィジー
南太平洋フィジーとオーストラリアの政府は16日、フィジーで観光客ら7人が飲酒後、中毒の疑いで病院に搬送されたと発表した。 7人はフィジー諸島最大のビティレブ島南岸にある「ワーウィック・フィジー・リゾート」でカクテルを飲んだ後、体調不良を訴えたという。フィジー政府は本件について「極めて独立した出来事」だと述べた。 搬送された7人のうち、4人はオーストラリア人だった。 豪財務相は、フィジー警察が現在、捜査を行っていると述べた。 「オーストラリア人4人が週末、入院したとの情報を受け、非常に懸念している。家族や友人にお見舞い申し上げる。非常につらい時間だろう」 ホテル従業員は何が起きたか不明だとし、現在調査が行われていると述べた。 「入院している宿泊者の容体が最優先事項だ」 豪政府はフィジーへの旅行者に、飲み物の薬物混入などに注意するよう勧告した。 「飲み物を放置しないで。飲み物が混ぜられているときは注意を向け、何かがおかしいと感じたら、直ちに医療支援を求めてほしい」 先月にはラオスで、外国人観光客がメタノールに汚染されたアルコールを飲み、死亡する事故が相次いでいた。