リニューアル進む福岡空港 新しい管制塔の内部公開 到着ロビーからバス乗り継ぎも便利に 免税品店やフードコートも
テレビ西日本
大規模リニューアルが進む福岡空港。 利用者にとって便利な施設などが続々とオープンしています。
福岡空港国際線ターミナルに3日、オープンした「アクセスホール」。 海外からの飛行機が到着するたび、大きな荷物を抱えた観光客がそのホールの中へ。
これまでの3倍の広さになったスペースでバスのチケットやレンタカーの手配などを行い、西鉄バスの担当者が丁寧に案内する姿も見られました。 ◆西鉄の担当者 「博多まで行かれるお客様を韓国語と英語交えながら案内した」 Q.韓国語も英語も? 「少し勉強した」
この施設の大きな特徴はバスターミナルの機能を兼ねていること。 さっそく太宰府などの観光地に向かう人たちがバスに乗り込んでいました。 また、国内線ターミナルに向かうバスは所要時間が5分短縮され、さらに便利になりました。
◆福岡国際空港 旅客マーケティング部 有馬至人部長 「今回のリニューアルをきっかけに、福岡空港の中でもより快適に過ごしていただいて、福岡に来たいという方をどんどん増やし、おもてなしをしていきたいと思う」
福岡空港は現在、大規模なリニューアル工事の真っ最中。 来年3月末に滑走路が増設されるのを前に5日から運用開始となるのが新しい管制塔です。 国内線ターミナルの近くにある現在の管制塔が、滑走路を挟んだ反対側の国際線ターミナルの近くに移り、高さは従来の約3倍となる91メートルになります。 これは羽田空港に次いで国内で2番目の高さ。
普段は決してのぞくことができないその内部が3日、特別に報道陣に公開されました。 360度全てガラス張りの室内からは滑走路がはっきりと見渡せます。 より高い場所から見られることが重要だといいます。
◆大阪航空局福岡空港事務所 森島隆広所長 「今の滑走路が向こう側で、新しい滑走路がこっち側。210m離れている。管制塔が低いと距離感が一目でわからない。(新管制塔は)すぐに距離感がわかるし、全体が目に入るので業務としてやりやすくなる」
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