清宮のキャバクラ乱行疑惑を暴露するＯＺＡＷＡ

　「プロレス・ノア」（１９日、後楽園ホール） 　元日の日本武道館大会で清宮海斗のＧＨＣヘビー級王座に挑戦するＴＥＡＭ２０００ＸのＯＺＡＷＡが、清宮のキャバクラ乱行疑惑を暴露した。 　この日はＴＥＡＭ２０００Ｘを率いるヨシ・タツが清宮と一騎打ち。 　ＯＺＡＷＡは場外から清宮の足を引っ張ったり、カウントするレフェリーの足を引っ張ったり、リングインして清宮の顔をなめたりするなど介入を繰り返したが、清宮のプランチャを浴び、シャイニングウィザードでダウン。ＯＺＡＷＡがダウンしている間に清宮がシャイニングウィザードでヨシ・タツをＫＯした。 　清宮は「ＯＺＡＷＡオイ！１月１日、日本武道館、同じ結末だオイ！コテンパンにたたきつぶしてやるから覚悟しとけ！」と勝ち誇り、１０・１７名古屋大会でＯＺＡＷＡが同棲疑惑を暴露したことに「同棲同棲うるさいんだ。彼女くらいいるに決まってんだろ！俺は彼女を大事にするし、ここにいるノアファンも大事にするぞ！」と、熱愛まで認めてしまった。 　バックステージでは拳王が「オマエ彼女いたのかよ！？」とウキウキで問い詰め、清宮が「彼女ぐらいいるでしょう」と認めると、「俺の知ってる清宮は彼女なんてできる人間じゃなかったよ。これが年月ってことか、オマエめちゃくちゃ成長したんだな。これほど今年驚いたことはない」とまくしたてた。 　さらに拳王は「オマエ同棲してんのか？」と重ねて問い詰め、清宮の「同棲もしてますね」という答えを引き出して、はからずもＯＺＡＷＡの暴露の精度が高いことを証明する形となった。 　収まらないＯＺＡＷＡは「許せない…今日俺を襲って俺の足が悪化して１月１日欠場なんてことになったら責任を取れるのか！そして、昨日今日体調悪いって言ったよな！体調悪いのに俺にオマエの顔をなめさせやがって！オマエの風邪が俺にうつったらどうするんだ！？俺が１月１日万全な状態で出られないように、それを狙って俺になめさせたんだ！汚いぞ清宮！仲間を大切にするとか言ってるヤツがそんなことしていいのか！？」と、自分のことは棚に上げて清宮を非難。 　さらに「彼女を大切にするとか言ってたけど、どうしてキャバクラに行って、女を壁に押しつけて抱き寄せたり、キャバ嬢のほっぺたに熱いキッスをしてるようなヤツが彼女を大切にすることができるだろうか！？いや、できなーい！」と、反語でキャバクラでの乱行を暴露し、「１月１日、日本武道館でオマエの薄っぺらし化けの皮を全部はがしてやるからなー！」と通告すると、はいずりながら控室に消えた。 　　◇　　◇ 　潮崎豪が新日本プロレスの永田裕志と久々の一騎打ちを行った。 　４２歳、キャリア２０年の潮崎と５６歳、キャリア３２年の永田は、永田が蹴りと関節技でラリアットを放つ潮崎の右腕を破壊しにかかれば、潮崎はチョップで永田の胸板にみみず腫れを作る。永田が雪崩式エクスプロイダーやバックドロップ、潮崎がフィッシャーマンバスターやゴーフラッシャーなどの大技をくり出した激闘は、永田の浴びせ蹴りを食った潮崎がラリアットを打ち返し、３カウントを奪った。 　試合後の２人はグータッチを交わし、潮崎は「永田裕志、最年長５６歳か。元気だね。この１勝を大事にして次なる戦い、ステップに進んでいきますよ」と感慨深げにコメント。 　永田は「俺に勝つのは１０年遅えんだよ。１０年前の夏まで俺がＧＨＣのベルトを巻いていた。もし潮崎があの時にいたら、ヤツにベルトを取り返されてたかもしれない」としみじみ。 　５６歳にして現役バリバリであることを見せつけ、「腐っても永田裕志、あれから１０年経って、メジャーグランドスラマーとして潮崎の前に立った永田裕志はどうだった？まだまだイケるだろうってのを今日は見せられたかな。これは今現在、永田裕志の最大の強がりだ」と胸を張った。