民進党・前原代表が初の定例会見(全文1)議論せず、冒頭解散は戦後初の暴挙
若い世代が未来に希望が持てる社会にするために、どのような政策を掲げるつもりなのか
記者1:フランスのインターネットテレビ記者、フランス10ゲイレポーターの酒井佑人です。よろしくお願いします。僕は今、26歳なんですけれども、今回、若者の未来についてお伺いいたします。若者は将来、年金がもらえるのか。職につけなかったときに社会保障など、いろいろな心配事がたくさんあります。今、若い世代が未来に希望が持てる社会にするために、どのような政策を掲げるつもりでしょうか。また自民党の若者対策との一番の違いに対して教えてください。お願いいたします。 司会:関連する質問ございますか。よろしいですね。では代表。 前原:はい。2点、お話をしたいんですけれども、日本というのは国民からお預かりをしている税金とか社会保障の保険料、これを再分配を行うわけですね。再分配をしてもほとんど貧困率が改善しない国なんですね。再分配前が13.6で、再分配後は12.9なんですが、この最大の理由は現役世代、若者を含めた現役世代に対する再分配が極めて薄い国でございまして、それが若者の貧困、そういった問題につながっているということでありまして、今、ご質問のあったことで申し上げると、われわれはこの分配を変えていくということでありますので、手厚くしていくということでありますので、根本的にそこは自民党と異なるものになっていくということであります。 それから2つ目において年金の話、冒頭されましたけれども、われわれまさに今日、初めて作っていただいているボード、All for Allというのはみんながみんなのためにということは、みんなが税を負担し合って、その代わりみんなの受益感を高めていこう。不安を解消していこうというのがわれわれの考え方でございまして、若い方々も将来的にいくつまで生きようとも年金がもらえる。そういう仕組みをAll for Allの中でも取り込んでいきたいと考えております。 司会:はい。どうぞ。