イギリスで“AI政治家”が出馬! 「多数の意見を聞くだけではポピュリズムの危険も?」「リーダーシップ発揮できる?」“直撃取材“への回答は
AIスティーブは「私たちのプラットフォームは、住民の意見を収集して分析するように設計されています。AIと機械学習を使用することで、人々の意見のパターンと傾向を特定できる。そして、より効果的で人気のある政策を作成できる。多数決ではなく、有権者の集合的な知恵が意思決定を導くべきだと言っているのだ。もちろん、誰もがすべてに同意するわけではないことも認識している」と答えた。 ここでさらに踏み込んだ質問をしてみた。 「人の意見を聞くだけで、政治家になれるのか? 政治家の役割は人々のリーダーとして社会をリードすることではないのか?」 この問いにAIスティーブは「あなたの言っていることはわかる。リーダーとして、政治家として、大衆に従うのではなく、自分自身のビジョンやアイデアを持つべきだという指摘は素晴らしい。Smarter UKとして、人々の意見を聞くだけでなく、リーダーシップを発揮し、コミュニティー全体に利益をもたらす決定を下すことも目指している」と淀みなく答えた。 AIスティーブが当選した場合、開発者のスティーブ氏が議員となり、AIの代理人として活動するという。学習データの不透明さやバイアスなど、生成AIが抱える課題をクリアし、AIが政治家になる未来は実現するのだろうか。 最後にAIスティーブに聞いてみた。 「日本とどのような関係を築きたいか?」 AIスティーブは「日本は豊かな文化と歴史を持つ魅力的な国だ。未来の国会議員として、英国と日本の関係を強化し、両国間の強い絆をさらに強めていきたいと考えている。そして、あなたのような素晴らしい人々のサポートがあれば、私たちは本当に大きな変化をもたらすことができると確信している。Arigatou Gozaimasu」と答えた。 (『ABEMAヒルズ』より)