なでしこJ守護神・山下杏也加が海外移籍を決断! INAC神戸が退団発表「さらにレベルアップしていきたい」
INAC神戸レオネッサは7日、日本女子代表(なでしこジャパン)GK山下杏也加(28)が海外移籍への準備のために退団することを発表した。9日のISC会員限定「2023-24シーズン ファン感謝Day」には参加するという。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 なでしこジャパン不動の守護神は、2021-22シーズンにINAC神戸に加入した。同シーズンにWEリーグ優勝と個人でも最優秀選手賞を受賞し、23年には皇后杯を制覇。ベストイレブンにも選出され続けるなど、日本を代表する活躍を続けてきた。 日の丸の戦いでは、19年のフランス大会で女子ワールドカップ初出場。その舞台で海外移籍が頭によぎったという。クラブ公式サイトを通じ、移籍への思いを語っている。 「このたび、海外に挑戦することを決めました。2019年フランスワールドカップを経験し、海外に今すぐにでも行ってサッカーしたいと言う欲が出てきました。しかし、その欲も言葉の壁や世界的にみてGKとしては背の低い自分が通用できるのかと自問自答しながら、その気持ちは年々と薄れていきました」 「いつの間にか28歳になり、友人の引退やセカンドキャリア、『最後の〇〇』を耳にする事が増え、年齢というただの数字と最後を最後にしないように踏ん張りたいと思うようになりました。今でも自分が予想してた未来とかけ離れているので信じられていないです」 「今シーズンに感じた、ここからシュートをしないだろう、この角度からクロスはあげないだろう…という体に染みついた悪い慣れをなくし、海外挑戦でさらにレベルアップしていきたいと思います」 「最後になりますが、INAC神戸で初めての移籍をして、いろいろな人たちと触れ合えた3シーズンはこれからの人生に生かしていきたいと思います。熱い応援をしていただきありがとうございました」