半導体拠点形成へ交付金 4道県選定、総額60億円
自見英子地方創生担当相は15日、次世代半導体の国産化を目指すラピダスが進出する北海道など重要物資の生産拠点となる4道県を、インフラ整備の推進に向けた交付金の対象に選定したと明らかにした。工場周辺の道路や下水道の整備に充ててもらう。2023年度補正予算で総額60億円を計上しており、各自治体の実施計画を踏まえ今後配分を決める。 ほかの3県は、半導体大手キオクシアホールディングスが工場を置く岩手県、マイクロンメモリジャパンの工場がある広島県、世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が工場を建設する熊本県。