このまま“出番なし”に…?DeNA、今季1軍出場ゼロの選手(5)三浦監督の積極起用は…?
いよいよシーズン終盤を迎えた2024年のプロ野球。1998年以来のリーグ優勝を目指す横浜DeNAベイスターズだが、現状はBクラスの4位に沈んでいる。さらなる高みを目指すうえで、まだ一軍での出番がない選手の動向も気になるところだ。そこで今回は、ここまで一軍出場がないDeNAの選手を取り上げる。(※今季成績は9月4日時点)
西巻賢二
投打:右投右打 身長/体重:167cm/70kg 生年月日:1999年4月22日 経歴:仙台育英高 ドラフト:2017年ドラフト6位 横浜DeNAベイスターズが3球団目の在籍になる西巻賢二。期待度が高いだけに、もどかしい状況が続いている。 東北の名門・仙台育英高で1年夏に甲子園準優勝を経験。同大会では、途中出場ながら全6試合でプレーし、大器の片鱗をのぞかせていた。 最上級生時にはキャプテンとしてチームを牽引すると、3年春・夏ともに甲子園へ出場。U-18高校日本代表に選ばれた実績もあり、ドラフト6位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。 高卒1年目から一軍を経験し、将来を嘱望されていたが、翌年のオフに戦力外通告。まさかの事態となった中、入団テストを経て千葉ロッテマリーンズに移籍した。 新天地での飛躍を誓ったものの、一軍出場は極めて限定的なものとなり、高卒5年目の2022年オフに2度目の戦力外通告を受けた。 昨季からはDeNAでプレーし、同年は一軍で7試合出場も安打はなし。今季はファームで67試合に出場しているが、打率.248、2本塁打とやや物足りない数字になっている。 DeNAに移籍後、一軍でのヒットがないだけに、是が非でも結果がほしいところだ。
ベースボールチャンネル編集部