高原に多目的トレーラーハウス 内外装に県産木材使う
多目的トレーラーハウス「Style Cabin Miike(スタイルキャビン御池)」(高原町蒲牟田長尾、TEL 0984-42-4038)がオープンして、12月15日で1カ月がたった。経営は、奥霧島温泉郷(蒲牟田)(ひなた宮崎経済新聞) 【写真】客室内の様子(玄関・バス方面全景)(写真提供=エリアノ) 霧島錦江湾国立公園内の「奥霧島御池キャンプ村」にある同施設。スタイルキャビン事業などを手がけるエリアノ(東京都千代田区)CEOの武田晃直さんと、CDAOの鳥海宏太さんが昨夏、同町を訪れた際、御池にほれ込んだことが同施設誕生のきっかけになったという。構想から約1年半かけ、高原町と共同で開発を進めた。エリアノの武田さんは「アウトドアに慣れている人も、慣れてない人も安心して宿泊できるスペースがあれば、新しい地域の光になるのでは」と話す。 エリアノが設計などを担当した同施設は内外装共に宮崎県産の木材を使用。客室内には、シャワー・トイレ・キッチン・冷暖房などを完備している。奥霧島温泉郷の内村雅樹社長は「必要なものは最小限にとどめ、非日常の体験ができるように工夫している」と話す。 「この公園は、レイクビューや森、神社など、いろいろな体験ができる場所だが、まずは当施設で思い出を作ってもらえたら。また来てもらえるような場所にしていきたい」と内村さん。 料金は、素泊まりプラン=8,800円~、宮崎牛BBQプラン=1万5,400円~。オプションでBBQ用具セットやスタンドタイプのハンモックの利用も可能。最大宿泊人数は大人4人。チェックイン=15時~19時、チェックアウト=10時まで。
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