加古川で「定年後の過ごし方を学ぶ」講座 孤立予防にも
定年退職後に地域参加するきっかけとして、講座「リタイア後もアクティブに! シニア男性の時間の使い方」が1月11日、東播磨生活創造センター「かこむ」(加古川市加古川町、TEL 079-421-1136)で開催される。(加古川経済新聞) 同施設が企画する地域での学びの循環をつくることを目指す「東ハリマくらし学校」の一環で開く同講座。本年度は同施設スタッフが利用者から聞いた「地域の困り事を解決するヒントになる講座」を開いている。 企画を担当した菅岩あゆ子さんによると、利用者から「夫や父親が退職後に家に引きこもりがちになった」という声を聞いたという。男性が孤立しやすい課題を防ぐため、「社会活動に参加すると、どんな良いことが起こるのか」をテーマに、健康に関するデータや経験談を交え学べる講座を企画した。 講師には、県内外で「楽しくなくっちゃ講演会じゃない!」をモットーに講演活動を行っている「mottoひょうご」の事務局長、栗木剛さんを迎える。参加しやすい雰囲気づくりのため、講座はオープンスペースで開く。 菅岩さんは「社会参加といっても何から始めていいか分からない、という方にお勧め。当事者でなくてもテーマに関心を持った人に聞いてほしい」と呼びかける。 開催時間は10時~11時30分。参加無料。要事前申し込み。
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