【陸上】10000m出場予定の田澤廉、葛西潤が欠場 5000mは実施中止/八王子ロングディスタンス
東日本実業団連盟は11月15日、2024八王子ロングディスタンス(11月23日)の男子10000mに出場予定だった田澤廉(トヨタ自動車)と葛西潤(旭化成)が欠場することを発表した。ともにコンディション不良を理由としている。 八王子ロングディスタンスに田澤廉、塩尻和也、葛西潤、鈴木芽吹、篠原倖太朗らが登録!! 1万m27分切り狙う「S組」を設定 今年度の八王子ロングディスタンスでは、来年の世界陸上参加標準記録(27分00秒00)の突破を狙う『S組』が初めて設定され、日本記録を持つ塩尻和也(富士通)やパリ五輪代表の葛西、世界選手権代表の田澤ら、日本のトップ選手が招待されていた。 田澤は今年1月のニューイヤー駅伝の後、脚の故障を理由に日本選手権などを棄権。パリ五輪の出場も逃している。9月末のアスレチックスチャレンジカップで競技会に復帰し、5000mを13分36秒99で走り5位に入っていたが、「バランスが崩れていて、左膝裏が痛い」と話していた。 一方、5月の日本選手権10000mを制した葛西は、8月のパリ五輪では27分53秒18で20位。五輪後は11月の九州実業団駅伝も出場を見合わせるなど、レースには出場していなかった。 また、同日に開催予定だった男子5000mの中止も発表された。5000mにはパリ五輪3000m障害入賞の三浦龍司(SUBARU)がエントリーしていた。
月陸編集部