菅原明良騎手がメルボルンCの2着を回顧「勝ちたかったですね」
メルボルンCでワープスピードに騎乗して2着の菅原明良騎手(23)=美・高木=が7日、美浦トレセンで同レースを振り返った。2006年デルタブルース以来の日本調教馬Vはならなかったが、中団後方追走から直線で馬群を割って0・1馬身差(現地主催者発表)に迫る大健闘。「勝ちたかったですね。何年分のレースを見て、後ろからでもワープスピードなら差せるなと思っていましたし、焦らずに乗ってイメージ通り伸びてくれました。多頭数の内枠でさばいてこられたのも、自分にとって自信になります」と笑みを浮かべた。 レース当日のフレミントン競馬場は大勢の観客が集まり、まさにお祭りムード。「日本にはないくらいすごく華やかでしたね。毎レースすごい盛り上がりで、みんなが楽しんでいるなと感じました。それだけ大きいレースですからね。自分のこともすごく歓迎してくれました。本当にたくさんの方々のサポートがあってレースに行けることを改めて実感しましたし、貴重な経験をさせていただきました。また来たいなと思います」と振り返った。