人為的ミスにより四国で大規模停電…四国電力社長「重く受け止め」 電力の安定供給に全力尽くす考え示す
KSB瀬戸内海放送
11月9日、四国4県で最大36万戸以上が停電しました。四国電力の宮本喜弘社長が大規模停電を重く受け止め、電力の安定供給に全力を尽くす考えを示しました。 【写真】停電で真っ暗になってしまった街
(四国電力/宮本喜弘 社長) 「今回の停電により迷惑を掛けた多くの方々に心よりおわび申し上げます」 11月9日夜、四国4県で最長約1時間半、最大36万5000戸が停電しました。本州と四国を結ぶ電線の一部で電気の流れが急増し、四国内の電力供給を止める安全装置が作動したのが停電の原因です。 四国電力送配電と関西電力送配電の間で復旧作業の調整ミスがあり、両社の認識がかみ合わない「人為的ミス」が原因です。 28日の定例会見で宮本社長は四国電力送配電が検討会を立ち上げ、原因の詳細な分析や再発防止策を検討していることを説明しました。 (四国電力/宮本喜弘 社長) 「どうするとこれから二度と起こらないようにできるのかが重大なポイントと思うので、そのあたりを中心に両送配電会社間で調整をした上で国への報告書を取りまとめている」
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